当時製作された地図を用いて第二次世界大戦に関する画期的な視点を提供
第一次世界大戦では、軍事用地図の使用と作成が増加したが、その後の世界的な紛争では、地図、海図、偵察、レーダー、ソナー、地理・地形情報の体系的な記録と処理が前例のない規模で行なわれた。
第二次世界大戦の出来事と結果を理解するには、あらゆるレベルでの地図作りを抜きにしてはありえない。
地図そのものが武器となり、決定的な影響を与えたのである。
この極めて独創的な著作は、世界有数の軍事・地図史家ジェレミー・ブラックが、各主要戦域における歴史的な広がりを描きながら、地図がいかに戦争にとって基本的なものであったかを示している。
戦略的、作戦的、戦術的、ルポルタージュ的、そしてプロパガンダ的な手段を通して紛争の地図を探るという本書のテーマ別構成は、真に画期的な視点を提供するだろう。
本書は、大英図書館の比類なきコレクションやその他の主要な地図資料から、その多くが初めて掲載される100 点の重要な地図を通して、その物語を語っている。
出版社:ホビージャパン
版型:A4判・平綴じ
ページ数:256P
発売日:2025年7月15日
商品コード:9784798638980
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