主素材:ABS樹脂製
マグネット式紙箱入
福岡県には飯塚、直方、田川、大牟田、荒尾など多数の炭鉱が集中し、明治から戦後まで大量の石炭が採掘されました。
この石炭は鉄道を使って苅田や北九州など主要な港に運ばれ、船で日本各地へと運ばれました。
この石炭貨物列車に投入されたのが逆台形のホッパーを持つ小型の二軸貨車で、20両、30両といった長大編成が9600やD50などといった蒸気機関車にけん引される姿が見られました。
準戦時設計により従来車よりも軽量な車両として1939年より製造された15トン積石炭車がセム6000です。
しかし台枠強度などに不足があり、構造強化したセム8000を経て1957年からは積載量を17トンに向上したセラ1が作られました。
セラ1はセム6000やセム8000からの改造編入車も含め最盛期には4000両以上が在籍しました。
セフ1はセム6000などを元に車体の1/4を車掌室に改造した車両です。
こうして日本の近代発展を支えた九州の石炭は、採掘量減少や海外炭の流入、石油へのエネルギー転換に伴い1960年代ごろより衰退がはじまりました。
セム6000は1979年度、セラ1は1986年度、セフ1は1985年度にそれぞれ全車廃車となりました。
※動力は含まれません
※走行には別途動力車が必要です
※セラ6211はホラ1の金型を用いた「タイプ」モデルです
※部品共用のため一部実車とは異なります
●国鉄石炭車の一時代を築いたセラ1、セム6000を、1968年10月以前の黄帯なしの姿で製品化
●A3005は全車中間車。
セラ1×5両の他、全高の低いセム6000×1両をセット
※セム6000はホラ1の金型を用いて標記のみ再現した「タイプ」モデルです
●石炭の積車状態を再現できる部品を取付済。
外して空車状態も再現可能
●A3004とA3005を組み合わせて任意の長大編成を再現可能
メーカー名:マイクロエース
スケール:Nゲージ
形態:鉄道模型
メーカー型番:A3005
▼商品登録日:2025年10月15日
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