BR.20は、フィアット社が開発した第二次世界大戦当時のイタリア空軍の双発爆撃機。
愛称はチコーニャ(コウノトリ)。
最初の生産型であるBR.20は275機が作られ、1937年にスペイン内戦に参加した。
この時にはスペイン人民戦線の主力戦闘機であったI-15より高速であった。
1939年に登場したBR.20Mはスペイン内戦の戦訓を取り入れて武装を強化し、空力的に洗練させたもの。
また1941年に初飛行したBR.20bisはそれをさらに洗練させ、発動機の強化を行ったものである。
生産機数は両型合わせて約250機だった。
イ式重爆撃機
1938年には、BR.20の後期型85機が日本陸軍に輸出され、イ式重爆撃機の名で日中戦争で使用された。
本機の役割は九七式重爆撃機までのつなぎであり、九七式重爆撃機が前線に配備されたころにはイタリア規格の爆弾や部品も尽きたため、第1線から姿を消した。
しかしながら本機が装備していたブレダ SAFAT12.7mm機関銃は、陸軍の航空機関砲(ホ103)開発に大いに役立つこととなる。
キットはレジンパーツ・エッチングパーツが付属。
デカールはスペイン内戦時・イタリア空軍・日本陸軍各1種。
スケール:1/48
形態:スケールモデル
メーカー型番:SH48229
▼商品登録日:2024年12月05日
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