商品番号 M-062
2009年 Miniature Car of the Year

 風変わりな天才、エットーレ・ブガッティは、フランスはアルザス地方、モールスハムに自らの工場を興し、若くして自動車産業の黎明期に市場をリードした。1924年に彼が放った画期的なタイプ35は、その時代のレーシングカーを圧倒し、同時代のほかのメーカーに多大なる影響を与えた。タイプ35をもって1924年8月3日、フランス・リヨングランプリで彼は初めてグランプリレースに参加することとなった。今日、ブガッティT35は類を見ない1851勝という記録を持つことで知られている。しかもこの記録は1924年から1927年というきわめて短い期間の間に打ち立てられており、タイプ35は史上最も成功した8気筒直列エンジンのレーシングカーといえる。"Le Patron(理解者)"のあだ名で知られる、エットーレ・ブガッティは類まれなる才能と、その時代の設計レベルを一段押し上げた功績により、偉大なエンジニアの一人として記憶されている。

 同じく、紳士と呼ばれた、ブガッティに数多の勝利のファンファーレとカリスマ性をもたらしたドライバーのことを忘れてはならない。ステアリングホイールを握った人々は、伯爵、ジゴロ、自由人、冒険家といった様々な顔ぶれであった。彼らの大部分が非常に裕福な層であった。彼らは毎日のようにパーティーが催される、驚くような情事と、彼らの衝動的な人生同様に無謀ともいえる大金が動く賭け事に彩られた、そんな世界に住んでいた。

 ミニチュアに話を戻し、エットーレ・ブガッティの生きた1920年代の優雅で洗練された世界に目を向けよう。926ものパーツを手作業でくみ上げたこのミニチュアは、グランプリ仕様となり(予備のホイールを装備していない)、数多くの経験と細部へのこだわりにより作り上げられている。それは、CMCだけがあなたにもたらすことができる正確な模型化と優れた職人芸の好例といえる。一言で言えば、それは芸術品ともいえる。ブガッティの特徴的な蹄鉄型のラジエーターグリル、アルミ鋳造で作られたホイール、そして8気筒直列配置の薄い長方形の箱形のエンジン--これらは、この車を他の車と区別する際にあげることのできる、いくつかの特徴的な要素である。
■馬蹄型のグリルはブガッティ独特のもの。 ■ホイルはアルミキャスト製。 ■4気筒×2配置の直列エンジンが特徴的。
■取り回されている各種ケーブル・パイプも再現。
■アルミ鋳造のホイールは実物同様羽ナットで取り外し可能。
■ホイルとドラムブレーキは一体となっている。
■リアアクスルからブレーキワイヤが伸びているのがわかる。
■金属製のエナーシャハンドルは可動。
■サス支持架は実物同様のディティールで金属製。
■フロントアクスルに延びるブレーキケーブルが見える。
■フロントアクスルはシンプルな構造。鈍いシルバー塗装で材質の違いを表現。
■前後の板バネによるサスペンションは実車同様に可動。
■円形の摩擦式ショックアブソーバーも再現。
■実物を元に再現されたステアリングボックスとウォームギア。 ■車体に取り付けられる固定用のボルトはブガッティ独特のスタイル。実物より精密に再現され、ステンレスのワイヤーが張られている。 ■冷却孔が空けられた、跳ね上げ式のエンジンフード。
■実際に可動し、革製の固定ベルトも再現。
■エンジンフードを反対側から。8本の排気管は左側から導かれている。
■車体のいたるところに空けられた冷却用の通風孔も精密再現。
■ステアリングは金属性スポークに紐で固定される。
■ダッシュボードは実物同様ヘアラインの入ったもので、計器類も正確に再現されている。
■ハンドルとオイルポンプは可動。
■燃料タンクの羽根付きのキャップはステンレスで再現。
実車諸元

●4×2気筒直列エンジン ●OHC(オーバーヘッドカムシャフト) / 24バルブ(1気筒当たり3バルブ) ●二段 ゼニス水平 キャブレター ●排気量: 1,991cc ●最大出力:約95hp/6000rpm ●最高速度:約180 km/h ●ホイルベース: 2,400mm ●全長:3,700mm

価格 \32,550(税込み)
仕様 1/18スケール ダイキャスト製完成モデル
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