ヒルクライムレースは、常にレースシーンで開催されてきた道楽レースの競技形式である。そして30年代には既にグランプリ車の比重が高まっていた。
アウトウニオンは類まれな記録を、このタイプCで打立てている。この記録は素晴しき名ドライバー、ハンス・シュトゥックの名と共に思い出される。彼の勝利の数々は、だれもが疑う余地も無い『山岳王』の呼び名を与えた。また同じく1936年、バーナード・ローゼマイヤーがタイプCを駆って、ルドルフ・カラチオラの乗るメルセデスが参加しているという不利な状況下で勝利を手にし、ドイツヒルクライムチャンピオンシップの優勝を手にしている。
タイプC ヒルクライマーは、路面に大トルクを伝えるため、後輪にはホイールを4つ装着してある。そのため、トラクションは増大し、山岳のカーブではこれが有利に働いて操縦性が向上した。
CMCのアウトウニオンタイプCは1,000以上のパーツを手作業で組み立ててある、大変精密な模型である。後輪がシングルのものもダブルのものも、レース史に名を刻んだ名車であり、コレクションに加えたい一台である。
| 実車諸元 |
| ●エンジン:V12エンジン ●過給器:ルーツ式コンプレッサー●排気量:6,005cc ●最大出力:520hp/5,000rpm ●ホイルベース:2,310mm ●最高速度:330km/h ●全長:3,920mm |
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